野菜絵の具研究所!
今回の課題は「野菜絵の具を作ろう!」でした。 いろいろな野菜から汁を絞り、絵の具にします。
まずは、始める前に野菜絵の具研究所の“研究員のこころえ”を伝えます。
今回のような実験アートは、子ども達の興奮する様子が目に浮かびますので! はじめる前にやっていいことダメなことを明確に伝えることが大切だと思っています。 大人が当たり前と思っていることが子どもの当たり前ではない!
なぜ注意されているのか理解できなかったり、 腑に落ちない顔をしていたら、 伝え方・やり方、お教室の環境に問題がないか考えるようにしています。
心得その1
「失敗してもOK!チャレンジしよう・なかまをゆるそう」
これは、みんなに伝えたいメッセージでもありました。
失敗を恐れず挑戦してほしい!
失敗してもゆるし合える場所でありたい。
ゆるすこと、ゆるされることをみんなで共有して、わかっているから、
挑戦したり、ポジティブな言葉を交わし合うことができます。
実際に力を合わせて絞った汁のコップを落としてしまったハプニングがありましたが、
「失敗OKだよ!またやろう!」
というポジティブな言葉を交わし合えていた様子を見てとてもステキだな〜と思いました。
レッスンの冒頭には、酸性・アルカリ性の実験をして
しそジュースの色の変化を観察しました。
いよいよ絵の具作り!! 怪我に気をつけて慎重にね!
はじめての包丁・すり鉢・おろし器のお友達も多くいましたが、
軍手をつけて、みんな怪我なく、上手に使えていましたよ!
お家でお料理する際にも軍手をつければ必要以上に
「危ない!」と手出し口出ししなくてすむのでオススメです!
あえて、パクチー、ドクダミ、パセリなどの独特な臭いのある植物を用意しました。
顔をしかめながらも、みんなのためにと率先して臭い植物に挑んでくれていました✨
マンゴー、オレンジ、ブルーベリーの美味しそうな香りにお腹が空くよね😊
五感をフル稼働させて野菜絵の具作りに励みました。
視覚と実際の違いがあるものへの反応も面白かったです。
例えば、
🍆なすは、子ども達の予想はむらさきの汁でしたが、出てきた汁は、ドス黒い茶色でびっくり! 🍅トマトは、真っ赤な汁になると思ったら、果肉が多くてあまり絞れず、全然色もつかない!
🟦青が欲しいけど、青い野菜ってないんだね〜
野菜絵の具ができたら、チャートにします。 実際に紙に塗ってみると、薄かったり、時間と共に色が変わったり・・・ レモン汁や重曹を入れてみたりして色の変化を実験したり。
実際にやってみると、思っていることと違うことがあるんだ! 何事もやってみないとわからない!! そんな気付きがみんなの中に芽生えてくれていたらいいな〜
チャートを作って色を確かめたら、自由に絵を描いてみました✨
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